education policy(まなび) 2024.10.13 まなび 言語(国語) 人は、赤ちゃんとなってこの世に生まれた時から、言葉の世界で生活し、言葉の意味を知り、言葉を通じてコミュニケーションを図ろうとします。 3~5歳は言語力が大きく伸びる時期であり、その子どもたちの生活の場であるご家庭の役割は極めて大きなものです。 本学園では、幼稚園教育要領・保育所保育指針・幼保連携型認定こども園教育保育要領を踏まえ、『しせい教育』の理念から、子どもの発達段階に応じて次のような視点を大切にした教育を行っています。 1. 言葉で自分の気持ちを表現する楽しさを感じる2. 自分の気持ちを適切に伝えるにはどうすれば良いのか考えてみる・言葉を豊富にする・言葉のリズムや強弱を感じ、その理由を考えてみる・言葉以外の何かを加えると伝わり方がどうなるかやってみる3. 人の話を最後まできちんと聞くことができる 相手の話を聞くにはどのようにしたら良いか考える4. 文字文字の形の不思議を考えてみる・文字を意識した線遊びをする・筆順の意味も考えてみるなど5. 読む自分で読んでみる・誰かに聞いてもらう・わかりやすく伝えるにはどう読んだら良いか考えてみる・話の要点をまとめてみるなど6. 文章を書く・簡単な文章を書いてみる・わかりやすい文章とはどのようなものか考えるなど 話をよく聞くこと いつもありがとうございます! 言語(英語) 『しせい教育』の理念のもと、「幼児期にふさわしい内容」として、「コミュニケーションの楽しさ」を感じることを第一に、「発音」「言葉の成り立ち」といった「基本」を重視した活動を行っています。この見地から、1. 英語に慣れ親しむこと2. 日本語にはない英語の発音を聞き、発音してみること3. 英語の語順〈言葉の成り立ち〉について、日本語との違いを自然と意識し、英語の考え方を身につけること4. 語彙を増やすこと〈まずは日常的に使えることが大切であり、子どもたちの身近にある、親しんでいるものを中心にとり上げる〉―を大切にしています。 身近なものは、どう表すのかな 玉入れと関連させて学んでみよう 英語を学んでいく中で、自然と母国語である大切な日本語をふり返り、「意思を表現し、伝達する手段としての言語」の役割に気づき、その理解を深めることにもつながっていくことも極めて重要なことと考えています。 数・量・形 幼児期における算数的な活動に関して、大切なことは、日常生活のさまざまな場面で具体的なものを使いながら、数・量・形を実感していくことです。 幼児期に数・量・形に関連するさまざまな物を扱い、手を動かし、体を動かすことが、これらをイメージする力を育てます。これは、小学校以降の学習の重要な基礎をつくります。 まずは生活や遊びの中で、子どもたちが何気なく数・量・形にふれることができる環境づくりをすることが重要です。 一対一対応 同じ形はどれかな ご家庭でも日常生活の中で、数えたり、量ったりすることの便利さと必要感に子どもが気づき、また、さまざまな図形に関心をもってかかわろうとすることができるよう援助していただきたいと思います。